黄浦文化センターがオープン
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1000席のグランド・シアター(撮影・海沙爾/解放日報)
豫園と文廟に隣接する中華路980号に、黄浦文化センターがこのほどオープンしました。上海の老城廂(旧市街)に位置するこのランドマーク建物は、オープン前からすでに「ネット上の人気な観光スポット」となっていました。建物全体は自然に広がる山や川のような形をし、まるで「都市の段畑」のようです。黄浦文化センターのイベントウィークは、同じ日に開始されました。最初の一週間は、テーマ別の展覧会や新しい会場の鑑賞、50近くの様々なパフォーマンス、活動が開催されました。そのうち、同じ日に開催を迎えた「翰墨書香・芸美黄浦」(墨と本の香り・芸術で輝く黄浦)豫園館所蔵海派(上海流)書道・絵画作品展は多くの注目を集めました。
「咫尺山水、都会の段畑」というコンセプトで設計された黄浦文化センターは見下ろすと、階段状の構造をしていて、フロアが互いにずれるように配置されています。夜には、5色の光が交互に輝く特別な照明効果が現れ、建物をモダンでテクノロジーに溢れたものにします。建築全体の総面積は4万5000平方メートルで、区レベルの文化施設では機能がとりわけ際立っています。1000席のグランド・シアター、多目的小劇場、雅盧書店、総合稽古場、総合活動室、総合創作室、展示室、間もなくオープンされる映画館などを備えています。
黄浦文化センターはオープンするやいなや、周辺に住む多くの市民が殺到してきました。開館初日の各種イベントの予約は一瞬で満席となりました。
出典:解放日報、上海黄浦