上海音楽学院
上海音楽学院は中国現代の専門的な音楽教育の創始校であり、人材育成の場でもあります。また、中国の第一陣の「双一流」建設大学に選出された大学の一つです。優れた音楽教育として国内外で知られ、「音楽家のゆりかご」とも呼ばれています。
中国最初の国立音楽高等教育機関であり、その前身は教育家の?蔡元培氏と蕭友梅氏が1927年11月27日に上海で設立した国立音楽院まで遡れます。
中華人民共和国の成立後、上海音楽学院では貝紋、孟波、鍾望陽、楊進、江明惇、劉徳玉、徐愛珠、張止静、董金平、桑秀藩、林在勇、徐旭が党委員会書記を、賀緑汀、桑桐、江明惇、楊立青、許舒亜、林在勇が学院長を歴任しました。現在は作曲指揮、音楽学、管弦楽、声楽とオペラ、ピアノ、民族音楽、音楽教育、音楽エンジニアリング、アートマネジメント、現代楽器打楽器、音楽劇場、デジタルメディア、マルクス主義学院、公共基礎部などの学部を設置しました。
上海音楽学院(写真・上海音楽学院)
設立から96年間にわたり、上海音楽学院は中国の音楽業界をリードする人材を次々と育成し、中国の音楽教育と文化建設において重要な役割を果たしています。
同校は完備され学科体系を持っており、中国で「音楽とダンス学科」「芸術学理論」「演劇・映画学」という三つの一級学科博士号授与専攻を有する最初の音楽専門学院で、音楽創作、音楽演奏、音楽理論、音楽の活用から成る音楽学科システムを形成しました。同校は学部教育、大学院教育(修士、博士)を提供し、二つのポスドクステーションを設置するほか、付属中学校と付属小学校も運営しており、中国特色のある「小・中学校から大学まで」という一貫した芸術人材育成システムを構築しました。
同校は、優れた教育戦略を堅持し、教育の伝統である「基礎重視、厳格な教育法、実践で教える」という価値観を主張しています。
同校は、ヨーロッパ音楽学院連盟と太平洋音楽学院連盟のメンバー校であり、20以上の国と地域の33の世界トップクラスの音楽系大学と協力協定を締結しました。そのうちの11校と高度な大学間協力関係を築いており、上海音楽学院と英国王立音楽院、上海音楽学院とバークレー現代音楽院、上海音楽学院とハンブルグ高度人材育成制度、上海音楽学院国際室内楽センターなどの協力プロジェクトを実施しています。これまで、国際伝統音楽学会(ICTM)第42回世界大会や、第43回国際コンピュータ音楽学会(ICMC)などの国際的な音楽イベントを開催しました。
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留学生オフィス
場所:上海市汾陽路20号
メール: iso@shcmusic.edu.cn