「輸入博:開放が未来を導く」、ポットサイドサロンが上海で成功裏に開催
11月7日、上海市人民政府外事弁公室と上海市人民対外友好協会の指導の下、中国日報社主催のサロンが上海で成功裏に開催されました。サロンのテーマは「輸入博:開放が未来を導く」で、多くの外国人企業家、商工会議所代表、文化産業代表、創業者を招き、輸入博の物語とチャンスについて語り合いました。
活動現場の様子(写真・チャイナデイリー)
今年はドテラが中国に進出10周年にあたり、ドテラ中国地区のオーウェン・メシック(Owen Messick)総裁と同僚たちは、同社史上最大の展示ブースで大忙でした。7回の輸入博にすべて「皆勤」している同氏は、「今年の輸入博は過去最大の規模であり、すべての参加者にとってより緊密なつながりと多くの機会をもたらすでしょう」と述べました。
ドテラ中国地区のオーウェン・メシック総裁(写真・チャイナデイリー)
スサンアノーアジア地域事業管理総裁のパブロ・マチャド(Pablo Machado)氏は「中国では輸送行政サービスの完全電子化が実施され、企業に利便性をもたらしただけでなく、物流効率も大幅に向上しました」と述べました。また、「上海はアジアにおいて特別な場所で、大きく有望な成長市場です。同時に、上海のオープンで国際的なビジネス環境は、外国人投資家にとって非常に有利です」と指摘しました。
スサンアノーアジア地域事業管理総裁のパブロ・マチャド氏(写真・チャイナデイリー)
セルビア商工会議所中国代表処のエレナ(Jelena Grubor Stefanović)処長もまた、上海のデジタル化がもたらすチャンスについて自身の所感を話し、伝統とイノベーションが交錯する上海独特の魅力を称賛しました。また、「私たちは、今後も交流を深めていくことで、中国市場をさらに理解していきたいと考えています。最近発効した自由貿易協定は両国にとってチャンスをもたらすもので、上海は外資系企業がこれらのチャンスを見つけるのを積極的にサポートしています」と強調しました。
セルビア商工会議所中国代表処のエレナ処長(写真・チャイナデイリー)
コーヒーブランド「オラウータン・ステップ」の創始者であるアンドリュー・ガテラ(Andrew Gatera)氏は、3年連続で輸入博に参加しており、上海でコーヒーとその他の産業のより深い融合を実現したいと考えています。そして、「輸入博は視察や調査の良い機会です。来年の輸入博では、より大きな展示ブースを手配し、より綿密な調査を行い、中国市場をより理解するべきです」とアドバイスしました。
コーヒーブランド「オラウータン・ステップ」の創始者のアンドリュー・ガテラ氏(写真・チャイナデイリー)
2023年「上海白玉蘭記念賞」受賞者であり、上海交響楽団事業開発センターのプロジェクトマネージャーであるアストリッド・ポゴシャン(Astrid Poghosyan)氏は、輸入博がテクノロジーの革新を通じて音楽のイノベーションを導いていることに感銘を受けたと述べました。彼女は「上海の人々は、伝統的な産業を新たな視点で見ており、技術革新は新しい音楽体験を生み出し、上海では様々な種類の音楽を楽しむことができます」と分析しました。
2023年「上海白玉蘭記念賞」受賞者、上海交響楽団事業開発センタープロジェクトマネージャーのアストリッド・ポゴシャン氏(写真・チャイナデイリー)
上海在住のイタリア人グルメブロガーで、企業家のアレッサンドロ・コンティ(Alessandro Conti)氏は、上海のオープンな環境が彼のような若者のイノベーションを促すと述べ、上海は外国人起業家にとって理想的なスタート地点であると語りました。彼は「中国は私の一部であり、私も中国の発展に貢献したいです。中国は正しい方向に進んでおり、私はここで家庭と未来を築きたいです」と話しました。
イタリア人グルメブロガーで上海在住のアレッサンドロ・コンティ氏(写真・チャイナデイリー)