中国の新たな発展と新たなチャンスを世界と共有する第7回輸入博がまもなく開幕
(写真・中国国際輸入博覧会オフィシャルウェブサイト)
第7回中国国際輸入博覧会が11月5日から10日まで上海で開催されます。10月23日、国務院新聞弁公室は記者会見を開き、輸入博の準備状況を紹介し、対外的に関心の高い事項に答えました。
唐文弘商務部部長補佐は、既に準備は基本的に整っており、全体の展示面積は42万㎡を超え、152の国・地域・国際機関が国家展と企業展に参加する予定で、同時に行われる第7回虹橋国際経済フォーラムでは、メインフォーラムと19のサブフォーラムが開催されると紹介しました。
2018年に初めて開催されて以来、輸入博は国際調達、投資促進、人的・文化的交流、オープンな協力という「4つのプラットフォーム」の機能を果たし続けており、新たな発展の枠組みを構築する窓口、そして、ハイレベルな開放を推進するプラットフォーム、また、世界が共有する国際公共財となっています。
紹介によると、今回の輸入博の国家展は、77の国と国際組織が参加し、各国が総合的なイメージと貿易投資分野におけるチャンスを示す重要なプラットフォームを引き続き構築します。フランス、マレーシア、ニカラグア、サウジアラビア、タンザニア、ウズベキスタンが主賓国として出展する予定です。
企業展は引き続き36万㎡を超える大規模な展示面積を維持し、129の国と地域から計3496社が出展します。国(地域)と企業数は前回を上回り、フォーチュン・グローバル500社と業界のリーディングカンパニーの参加数は過去最高の297社に達しました。また、186社の企業と機関がこれまで輸入博に欠かさず参加してきています。
今回の虹橋フォーラムでは、「世界開放レポート2024」と最新の「世界開放指数」が発表され、オープンな世界経済を構築するための提案が行なわれます。110もの政策解説、マッチング・契約などの関連イベント、人文交流活動の展示面積は3万2000㎡を超え、これも過去最大となります。
「絶えず開放の配当を放出し、中国の新たな発展のチャンスを世界と共有するためのプラットフォームの構築に努めています」。唐文弘部長補佐は、「過去6回の輸入博で、2500近くの代表的な新製品・新技術・新サービスがデビューし、累計意向成約額は4200億ドルを超えています。1130以上の外資系企業と投資促進機関があちこちでピンポイント・マッチングを行い、多くの出展者が中国で新たに店舗・工場・研究開発センターを設立しました。今回の輸入博では、中国の巨大な市場の優位性を活かし、『展示品から商品に』『出展者から投資者に』を引き続き推進し、生き生きした『輸入博の物語』を書き続けていきます」と述べました。
情報源:新華網